ピクミンと一緒なら雨の日のおでかけが楽しみになる。名古屋港水族館でおさんぽしてきた!

2023年6月23日

歩くことでピクミンが増え、ゲーム内を花とピクミンでにぎわう世界にしていく位置情報ゲーム「ピクミン ブルーム」。普段からたくさん歩くことを習慣にしている人はもちろん、スマホゲーム初心者でもピクミンと一緒におさんぽを楽しむことができる。

この時期のおさんぽでネックになるのが、梅雨。ぽかぽか陽気に気持ちが明るくなる春と、お出かけ気分MAXの夏、その間にある厄介な季節だ。外出も控えめになり、ジメジメと憂鬱な気分になりやすいという人も多いのではないだろうか。しかしそんな雨の日にも楽しめるのが「ピクミン ブルーム」!そこで今回は、天気を気にせずたくさん歩くことができる屋内施設での「ピクミン ブルーム」の楽しみ方を紹介しよう。


雨の日さんぽは水族館に決まり!ピクミンと一緒に「名古屋港水族館」を楽しもう

訪れたのは、日本有数の水族館である「名古屋港水族館」(愛知県名古屋市)。地下鉄名港線の終点・名古屋港駅そばのガーデンふ頭にあり、飼育生物は500種・5万匹と豊富な人気スポットだ。

名古屋港水族館

とても広い名古屋港水族館は雨の日さんぽにぴったり


延床面積は4万1842平方メートルと日本最大級。館内全体をひと通り観覧するだけでも2時間から3時間は必要で、各種イベントに参加すれば1日まるっと楽しむことができる。つまり、雨の日でも濡れずにピクミンとおさんぽするにはもってこいのスポットなのだ。


見どころは水族館の人気者たちによるパフォーマンス

館内は「35億年のはるかなる旅」がテーマの北館と、「南極への旅」を満喫できる南館に分かれていて、それぞれストーリーに合った海獣や魚類が展示されている。なかでも、日本最大のプールで開催される「イルカパフォーマンス」や、3万5000匹のマイワシによる「マイワシのトルネード」、日本で2カ所にしかいないシャチに会える「シャチ公開トレーニング」などは、名古屋港水族館を楽しむうえでは絶対に外せない。

日本最大のメインプールでは、イルカパフォーマンスやシャチの公開トレーニングが行われる

日に4回、イルカたちが繰り広げる息の合ったパフォーマンスは必ず見ておきたい。観客席には屋根があるので、雨降りでもイルカパフォーマンスを見学できるのがうれしい。スピードをつけて水面から飛び上がるジャンプやボールタッチなど、さまざまな種目を披露するイルカたちのかわいいこと!パフォーマンスの冒頭にはイルカに関するクイズの出題がスクリーンに映し出されるなど、生き物に関する知識を学びながら楽しめるのも名古屋港水族館ならでは。
※イベントは、天候や生き物たちの状態により中止または変更になる場合があります。公式サイトにてご確認ください。


イルカパフォーマンスと同じくメインプールのスタジアムから楽しめるのが、シャチの公開トレーニング。日本最大の大きさを誇るアースくんら、巨大なシャチを間近で見るチャンス!「海の王者」とも呼ばれるシャチだが、海の生態系で頂点に君臨しながらも、トレーナーさんと心を通わせる姿とつぶらな瞳を見ると、そのギャップがまさに“萌え”ポイントに。ほかにも、“北極のシロイルカ”のベルーガが得意技“バブリング”を披露してくれたり、水族館の人気者たちによるイベントが盛りだくさんだ。

目の前で見るシャチの「アース」くんの迫力にびっくり

ベルーガの「グレイ」さんがバブルリングを披露してくれた


水の生き物×ピクミンのAR写真にトライ!

北館を楽しんだあとは、南館へ向かおう。南館は「日本の海」「深海ギャラリー」「赤道の海」「オーストラリアの水辺」「南極の海」と、地球を縦断するように5タイプの展示が用意されていて、さまざまな水域で暮らす生き物たちを観察することができる。

マイワシのトルネードが見られる「黒潮大水槽」

色鮮やかなお魚たちがかわいい


ピクミンとのおさんぽを楽しむなら、特に南館がおすすめ。小さな生き物を展示している水槽も多く、ピクミンと一緒にAR写真を撮りやすいのがうれしいポイントだ。

色とりどりの珊瑚たち

カラフルで鮮やかな色合いのサンゴを鑑賞できる水槽で、さっそくARボタンをタップしピクミンを映し出してみると…?てっぺんが平たい“テーブルサンゴ”の上にぴょこんと登場!いきなり水中に呼び出された格好のピクミンたちの、「ここはどこ?」とでも言いたそうな表情がとてもかわいい!

ピクミンを映し出すコツは、平らな場所をカメラに認識させること。例えば水槽の底にピントを合わせ平面と認識できれば、ピクミンと魚たちを1枚の写真に収めることも可能になる。


続いて、2018年のオープン以来、「見ているだけで癒やされる」と評判のエリア「くらげなごりうむ」へ。照明を落とした一角に足を踏み入れると、そこには赤やオレンジ、青、黄色などの光に照らされながらゆらゆらと漂うクラゲの姿が目に飛び込んでくる。

くらげなごりうむのカラフルで幻想的に演出されたクラゲたち

ここでもピクミンのAR撮影に挑戦!少々暗いためコツがいるが、灯りが照らす場所を利用するのがおすすめ。間近で見る半透明の生き物にまるで驚いているように見えるピクミンや、クラゲに乗って遊泳しているピクミンは思わずクスッとしてしまうほどキュート!


さらに南館1階には海辺の生き物を触って観察ができる「タッチタンク」があり、ヒトデやナマコ、ウニなどの生き物と触れ合うことができる。ここでは、ピクミンもヒトデと一緒にまったり休憩中のよう。
※「タッチタンク」で生き物に触れることができる時間については水族館にお問い合わせください。

じっと動かないヒトデはピクミンとAR写真を撮るのにぴったり

「タッチタンク」では磯の生き物を実際にさわることができる(不定期開催)

ピクミンは、人気のチンアナゴとも相性抜群!ゆらゆらと揺らめく姿はもちろん、さまざまな表情や姿を見られるのもチンアナゴの魅力なので、ピクミンとの撮影を楽しみながら近くでじっくり観察してみては?

眺めているだけでなんだか癒やされるチンアナゴたち

AR写真でピクミンを撮影


雨の日が待ち遠しくなる!?「葉っぱの帽子」をかぶった珍しいデコピクミンに出合えるかも

「シェフの帽子」や「コーヒーカップ」などアイテムを身につけたピクミンがいる。おさんぽしていると、たまに見つかるピクミンの苗。レストランなら「シェフの帽子」、カフェなら「コーヒーカップ」というように、苗を見つけた場所にちなんだアイテムを身につけたピクミンが「デコピクミン」だ。どれもみんなかわいらしい。いろいろなデコピクミンがいるので、たくさんおさんぽして苗を見つけてみよう。


水族館のAR写真にも登場した「葉っぱの帽子」を身につけたデコピクミンは、雨の日に見つかることがある天気アイコンのついた苗から育つ。ただし、雨だからといって必ず見つかるわけではないので、次こそはと雨の日が待ち遠しくなる。まさに梅雨の時期こそ出合うチャンス。雨が降ってきたら、ぜひ苗を探しにおでかけしてみよう!


名古屋港水族館周辺では海や川などの水辺で出合える「ルアー」を身につけたデコピクミンが、また近くにあるレストランやカフェでは「シェフの帽子」デコピクミンや「コーヒーカップ」デコピクミンが見つかるかもしれない。

ピクミン ブルームには、こんなふうにデコピクミンを探す楽しみ方もある。今年からはぜひ、雨の多い梅雨の時期でも水族館や美術館、ショッピングモールなど雨に濡れずにたくさん歩ける場所におでかけして“ピクミンライフ”を満喫しよう。


「ピクミン ブルーム」は、プレイヤー自身がスマートフォンを持って歩くことで、不思議な生物ピクミンを育てたり、歩いた道に花を咲かせたりできる“歩くことを楽しくするアプリ”。


ピクミン ブルーム公式サイトは こちらから。

  1. 1
  2. 2