初心者必見!日本酒の楽しみ方~伏見酒蔵めぐり編~

2022年10月3日

黄桜

日本酒と地ビールをWで楽しむ!

小島功氏が描いた2代目カッパ家族のイラスト。テレビコマーシャルでもおなじみ

「かっぱっぱ〜、るんぱっぱ♪」、「き〜ざくら〜♪」などキャッチーなCMソングでおなじみ。そう、あの黄桜もまた伏見にて創業した酒造メーカーです。ただ、実は創立1925(大正14年)とほかの酒造メーカーと比べると、若い企業。だからこそ、いち早くテレビコマーシャルを活用したり、既成概念にとらわれない商品開発に力を入れたりしてきたそうです。

5フロアからなる大きな見学施設「黄桜 伏水蔵」

そんな黄桜の歴史、酒造りのこだわり、過去のCMなどに触れられるのをはじめ、日本で唯一、日本酒蔵と地ビール醸造所それぞれで製造の様子が見学できる施設が「黄桜 伏水蔵(ふしみぐら)」です。「伏水(ふしみず)」とは、伏見の地名の由来にもなっている、同地に湧く名水。もちろん黄桜でも酒造りに活用しています。

「日本酒とビール造りが同時に見られる施設は日本ではココだけ」と説明してくれた営業統括部の友國 聡さん

今回、「黄桜 伏水蔵」を案内してくれたのは営業統括部の友國 聡さん。「ほな、早速行きましょか〜」と一般の利用者と同じく、順路に沿って案内してもらいました。

酒蔵見学を通して“懐かしい”に出会う

ガイダンスシアターから見学スタート

まずは、黄桜の日本酒造り、地ビール造りのこだわりに触れられるガイダンスシアター。さすが、数多くの名作CMを作ってきただけに、素晴らしい映像クオリティ!思わず、見入ってしまいます。

そのまま一気にエレベーターで5階まで!なかなか5フロアからなる巨大な見学施設はないですよね。
5階は「〜清酒の神髄〜 酒は生きもの」と題した展示コーナー。酒造好適米の山田錦の特徴、麹菌や酵母の働きが写真や実物を多く取り入れながら、スタイリッシュに解説されており、日本酒の知識がゼロでも楽しめる内容になっています。香り高い「薫酒」、軽快でなめらかな「爽酒」、熟成された黄金色「熱酒」、コクの深い「醇酒」の4つのカテゴライズで、代表的な商品も紹介するなど、とにかくわかりやすさを重視。
そして同フロアのお楽しみが、日本酒「吟醸蔵」での製造工程の見学。ガラス張りの見学通路を設け、普段なかなか見ることができない麹室なども見学できるのがポイントです。

次は4階の展示スペース「〜麦酒の探求〜 にごりは旨味」です。黄桜の地ビール「京都麦酒」のこだわりである「最適ろ過」などについて知ることができます。熱処理(火入れ)をしない「生ビール」ではなく、旨味のもとである“にごり”をあえて残すために缶詰めした後に熱処理を行うという「最適ろ過」。ビールについての知識も深まりますね。
ちなみに4階の大半は地ビールの充填ラインになっており、稼働していれば専用通路から見学OKです。

3階「黄桜の年譜」

3階は日本酒やビール造りのこだわりから離れ、一気に黄桜ならではのエンターテインメントな空間に!黄桜の歴史を知ることができるほか、歴代のテレビコマーシャルも視聴できます。当時、リアルタイムでテレビコマーシャルを見たことがある人は「懐かしい〜」と見入ってしまうこと請け合いですよ。
また、黄桜のさまざまな商品が発売開始された年と合わせて、社会情勢の年譜も掲示している点にも注目です。「あ〜、こんなことあったな」と考えながら、ついその時、自分は何をしていたかを思い返してしまう…。さまざまなことに思いを馳せてしまいそうな展示ですね。

京都の名水「伏水」と酒造好適米・山田錦を100%使用。純米大吟醸「S」

最後は2階に戻って、見学通路から地ビール醸造所の見学です。施設奥にショップとレストランを併設しており、ショップでは山田錦を100%使用した限定商品、純米吟醸「伏水蔵」、人気の純米大吟醸「S」など、さまざまな商品を販売。お土産選びにピッタリと評判です。レストランでは日替わり定食、地ビールカレー定食など軽食が楽しめるほか、きき酒セット、伏水蔵ちょい呑みセットなどを用意。

買い物、食事と見学後の楽しみも充実

施設を見学することで、日本酒や地ビールがもっと好きになる「黄桜 伏水蔵」。同じ伏見区には京都で初めての地ビールレストラン「キザクラカッパカントリー」もあるので、そちらもぜひチェックしてみてください。

●黄桜 伏水蔵
住所:京都府京都市伏見区横大路下三栖梶原町53
電話:075-644-4488(受付時間10:00〜16:00)
開館時間:10:00〜16:00
休館日:年末年始
入館料:無料
https://kizakura.co.jp/husimigura/
※当面の間、完全予約制となります。ご来館予定の3日前までにご連絡下さい。館内のレストランについては土日祝はお休みさせていただきますが、10名以上のお客様についてはご来館予定の1週間前までにご相談下さい。京阪本線「中書島」駅から送迎バスもございます(月、火、木、土のみ予約運行)。ご来館ご予約の際にお声がけください。

  1. 1
  2. 2
  3. 3

ウォーカープラス編集部 Twitter