“活いか姿造り”を横浜で堪能、SDGs×日本料理を探求し続ける「日本料理きじま」の想いとは?

2020年9月11日

横浜・川崎エリアで和食料理店を展開する「きじま」が、横浜・みなとみらいの「北仲ブリック&ホワイト」内に「日本料理きじま みなとみらい店」をオープンさせた。

「北仲ブリック&ホワイト」にオープンした「日本料理きじま みなとみらい店」

「きじま」は、全国各地の漁港や漁師たちと長年築き上げてきた独自のネットワークと知見により仕入れる、鮮度抜群の旬である“海の幸”が自慢。「活いか姿造り」をはじめとした鮮魚の盛り合せ「海幸盛」は、その鮮度と味、ボリュームから、来店するほとんどの客が注文する名物で、魚好きも唸る逸品。そんな評判の料理や食材もさることながら、同店の一番の特長はサステナブルを極めた店舗だという点だ。

【写真】「きじま」の名物であり、看板メニューでもある「海幸盛」。透き通った「活いか姿造り」は鮮度の証

2017年に企業理念を「食を通じて持続可能な共同体の創造と発展に寄与する」と刷新し、SDGsへの取り組みをはじめた。無添加調味料への切り替えやサステナブルシーフードの導入、環境に負担をかけない自然栽培の農作物の使用、安全性に配慮した畜産物の調達など、未来を見据えて一新させた。

さまざまな点を見直すことで、当然、食材などのコストは高騰し、米や調味料などほとんどの食材で価格は数倍に跳ね上がったという。しかし、ITを駆使した食材管理や作業の見直しによって、徹底的にムダを排除。料理の価格に影響させることなく、安心安全でサステナブルな店舗運営が実現できている。

箸にもFSC認証の木材を使用

FSC認証の木材を使用したカウンターテーブル

みなとみらい店では、さらにFSC認証(適切な森林管理が行われていることが認められた)の木材を使用したカウンターテーブルや床、100年以上昔のレトロな家具などを再利用し、内装にもこだわった。一歩、店内に足を踏み入れると、洗練された木の温もりを感じられ、新しくもどこか懐かしい、心から落ち着ける雰囲気に包まれる。

30年以上「きじま」の看板メニューとなっている「海幸盛」

名物の「海幸盛」(2名7800円~)には、「活いか 姿造り」か「魚の姿造り」が含まれ、人数に合わせて、その日のおすすめの魚介が盛り付けられる。透明なイカの姿造りは、関東ではなかなかお目にかかることができないが、こちらの店では生け簀があり、オーダー後にさばいてくれる(入荷がない場合もある)。

「げんこつさざえつぼ焼き」(大1750円)

「網焼きたらば蟹」(Lサイズ1本2380円)

「黒むつ姿煮つけ」(5800円)

「土鍋ご飯のたらば蟹(いくら付き)」(3600円)

「げんこつさざえつぼ焼き」(大1750円)や「網焼きたらば蟹」(Lサイズ1本2830円~、2本より注文可)などの焼物、「鱧天ぷら」(1200円)などの揚物、「黒むつ姿煮つけ」(5800円)や「かぶと煮つけ」(1200円)などの煮物と、どれも自慢の魚介を堪能できるメニューが並ぶ。土鍋で炊く炊き込みご飯や、これから秋冬にかけておすすめの鍋などもあり、どれも抜群の鮮度を誇る食材と丁寧な仕事による味を堪能できる。

人生の節目に訪れる人も多い

サステナブルにいち早く着目し、「きじま」の取り組みを推し進めてきた、事業戦略室長の杵島弘晃氏は、「お食い初めから始まり、七五三、節句、お祝い事から法事といった人生の節目に、小さなお子様からご年配の方まで利用されることが多いです。そんな大切な機会にふさわしく、より安心・安全にご利用いただけるように、今後何十年先を見据えて今の形になりました」と話す。

お届け会席

コロナ禍の現在では、自宅でも会席料理を味わえるように、神奈川県内限定ながら「お届け会席」(1人前5480円、単品メニューもあり)として、季節の会席料理の宅配も行っている。「コロナ禍でもせっかくの記念日や行事にはおいしい食事を楽しんで欲しい」という思いからスタートし、好評を得ているという。また、神奈川県以外の人でも利用できる、オンラインショップでの和惣菜販売も実施し、店で食べるだけではない、新しい形の“外食”にも取り組んでいる。

店内には生け簀がある

世界から注目される和食。本当の意味での安心・安全な食を追求し、現状に甘んじることなく発展させるべく挑戦を続ける「きじま」。難しいことは考えずとも、まずは一度、その鮮度とおいしさを堪能してみてはいかがだろうか。

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