海岸や海沿いエリア以外での試みも!
「RUN FOR THE OCEANS」は原則海岸や海沿いのエリアから数十万キロ分におよぶプラスチックゴミ回収に貢献すると同時に、海洋問題に関する青少年教育プログラムの開発、ハブとなる学校の実現をしてきた。
今年の「RUN FOR THE OCEANS」期間中は、海岸や海沿いを走るだけでなく東京・渋谷区とアディダスの協定「S-SAP(シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー)」の下、ゴミを拾いながら走る"プロギング"活動「SHIBUYA 530 CHALLENGE」も行った。
また、開催期間中の特別な実践はランニングだけでなくさまざまなアクティビティとプラスチックゴミ回収を行う「ADIDAS RUNNERS TOKYOセッション」や、「キリンチャレンジカップ2022 SAMURAI BLUE VS ブラジル代表」試合開催前に国立競技場内を走るスペシャルセッション「KOKURITSU RUN」なども。さらにはJリーグチーム、大学陸上部などのコラボ企画もあり、各所でプラスチックゴミ削減を広く呼びかけ実践した。
約2500万本分相当のプラスチックゴミ回収に貢献
ここまでに紹介した「RUN FOR THE OCEANS」の取り組みは一部に過ぎず、ほかにもさまざまな取り組みが実施されたが、このことで昨年度を大きく上回る約676万人が全189カ国より参加。全世界で過去最大の参加人数を記録することができたという。
また、参加者の総走行時間は7億7122万分(約1285万時間)を超え、最大回収重量上限の250トン分、ペットボトルに換算して約2500万本分相当のプラスチックゴミ回収に貢献することができた。