ユーザーの生活だけでなく、健康も守る製品に
2023年で誕生40周年を迎えたコロコロは、新しい掃除文化を一般家庭に定着させ、今や掃除道具の定番となっている。また、市場の中では比較的高価なコロコロだが、その高いクオリティでユーザーを魅了し、一度は他社製品に乗り換えても戻ってくる人が多いそうだ。では、そんなコロコロの次なる目標とは?
「“掃除できる場所の拡大”を目指しています。どんなシーンでも使っていただけるブランドであり続けたいですね。また、花粉やダニなどを除去できる製品を開発していければと考えています。あとは、さらに使いやすさを向上させることです。技術に関してはまだまだ満足していませんし、今以上にいい製品を届けられるようこれからも努めてまいります」
コロコロが誕生から40年経った今でも業界トップシェアを誇っているのは、ニトムズの創業当時から変わらないチャレンジ精神と多様なニーズに応える姿勢にほかならないだろう。親しみやすく確かなクオリティを備えたコロコロ。これからも私たちの生活に寄り添う存在であり続けてほしい。
取材・文=西脇章太(にげば企画)