編集部スタッフが潜入リポート!ワールド・ドリームサーカス和歌山公演に行ってきた

2025年11月1日


ワールド・ドリームサーカスの花形「グローブ・オブ・デス」

そして、いよいよワールド・ドリームサーカスの目玉演目である、グローブ・オブ・デス(死の球体)の登場。

巨大な鋼鉄球の中を、バイクが信じられないスピードで走り回るド迫力のパフォーマンス!直径約5メートルの球体の中を、1台、2台、そして最終的には3台のバイクが縦横無尽に疾走し、互いにぶつかることなく、わずか数十センチの距離ですれ違う。まさに神業。客席からは悲鳴と歓声が入り混じったような熱狂の渦が巻き起こる。前半ステージは大興奮の中、幕を閉じた。

休憩タイムも楽しい!サーカスグルメ&限定グッズ

休憩時間にテントの外へ出ると売店コーナーは大にぎわい。香ばしい香りを漂わせるフランクフルトやサクサクのチュロス、定番人気のフライドポテトなど、思わずお腹が鳴ってしまうようなグルメがずらりと並ぶ。

ドリームサーカス限定のトイカプセルも見逃せない。「ピエロさんのおはなガチャ」と「サーカスオリジナルドリームキーホルダー」の2種類があり、記念に買って帰る人もたくさん。子どもたちの手にはいつの間にか“ピエロ鼻”が…。そんな微笑ましい光景もチラホラ。

後半戦は手に汗握る「大車輪」からスタート!

いよいよ後半がスタート。最初の演目は、見る人の心拍数を一気に上げる大車輪。3人のパフォーマーが命綱なしで巨大な車輪の中を歩き回り、さらには車輪の外へ飛び出して目隠しジャンプ!そのたびに「キャーッ!」という歓声と拍手がテント中に響き渡る。まさに人間の限界に挑むアクロバット。観客全員が息をのむほどの迫力で、後半戦の幕開けを飾った。

暗闇の中でこうこうと燃え上がる炎を口の中に入れて消したり、逆に口から巨大な火柱を吹き出すなど、炎を自在に操るファイヤーパフォーマンスや、優雅さとダイナミックさが混在した空中アンブレラパフォーマンスと続く。

そして、みんなの人気者・ピエロも再登場!ちょっとドジでおちゃめな動きに、子どもたちは大笑い。観客を巻き込んでのピエロショーでは、ステージと客席が一体となって笑顔があふれた。ハラハラとワクワクの合間に、こうした“笑いの時間”があるのもこのサーカスの大きな魅力だ。

サーカスの花形、空中ブランコで感動のクライマックスへ!

ついに最後の演目でもあるサーカスの花形、空中ブランコの登場。高さ10メートル以上もの位置に設置されたブランコが揺れ始めると、観客の視線はいっせいに天井へ。勢いよく飛び出したパフォーマーが、宙返りを決めながらキャッチャーの腕へと見事に飛び移る瞬間、「うわぁーっ!」と大歓声がテント中に響き渡る。華麗な技が次々と決まるたびに拍手が鳴り止まず、観客はまるで空中を飛ぶ感覚を共有しているかのよう。まさに夢とスリルの集大成と呼ぶにふさわしいクライマックスだった。

グランドフィナーレでは、出演パフォーマー全員がステージに登場!笑顔で手を振りながら観客へ感謝を伝える姿に、こちらも自然と拍手を送る。前後半におよぶショーは本当にあっという間に終了。大人も子どもも夢中になれる、濃密で心に残る90分だった。

もうひとつのお楽しみがフォトセッション。休憩時間やショー終了後には、なんと1回1000円でパフォーマーたちと記念撮影をすることができる。

また、テント横にはつい先ほどまでやっていた大車輪を実際に体験できるコーナーも登場!一人500円で誰でも体験できるので、子どもから大人まで多くの人で大にぎわい。家族そろっての思い出作りにもってこいだ。

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