辰年にちなんだ「龍にゆかりのある名所・スポット」は?
2024年が辰年ということにちなみ、年の始めに龍にゆかりのある名所やスポットを訪れてみるのもお勧め。全国には龍神さまをご神体として祀っている「龍神神社」が数多くあり、意外と身近な場所にゆかりのスポットがあることも。今回は全国から厳選したスポットを紹介しよう。
箱根神社(神奈川)
箱根神社は古(いにしえ)より関東総鎮守として、開運厄除・心願成就・交通安全に御神徳が高い神様として信仰される名社。時は奈良朝初期の757年、箱根山に入峰修行中の万巻上人(まんがんしょうにん)が、箱根大神(瓊瓊杵尊、木花咲耶姫命、彦火火出見尊)の御神託を授かり、勅願によって、現在地に創建したお社だ。
その境内にある九頭龍神社(新宮)は、古来、「箱根権現御手洗(はこねごんげんみたらし)の池」と称された「芦ノ湖」の守護神・九頭龍大神(くずりゅうおおかみ)を祀る神社。御祭神の九頭龍大神は、昔から人々に「九頭龍さま」と崇められ、商売繁盛、金運守護、心願成就、良縁成就などに特に御神徳の高い龍神様として信仰されている。
高龍神社(新潟)
商売繁盛の神様として、全国各地から参拝者が絶えない神社。南北朝時代、楠正成の子・正儀の家臣だった高野木(こうのぎ)民部永張が蒲原に向かう山中で道に迷い、戦で負った傷の痛みで苦しんでいるところに現れた龍神に助けられたという言い伝えがあり、大正時代に社殿が建立された。御神体である龍を祀る奥の院と神社の中間点にある院には、龍の使いである白蛇がいると言われている。
龍神の滝(岐阜)
白龍が村人の前に姿を現し、天に昇ったという龍神伝説が残ることからこの名が付けられた龍神の滝は、「岐阜県の名水50選」の1つ。迫力ある落差12メートルの滝は透明度が高く、日に7回も色を変えると言われている。龍神の滝のそばには5つの滝があり、なかには「天に昇るときに山肌にぶつかった龍が鱗を落とした」と伝わる忘鱗(ぼうりん)の滝など、龍神伝説にちなんだものもある。
龍王ヶ渕(奈良)
「大和富士」と呼ばれる額井岳近く、標高530メートルの山中にある自然池。風のない晴れた日、湖面に周囲の木々が映り込む「水鏡」の景色は神秘的で、四季を通じて多くのカメラマンが訪れる絶景スポットだ。池のほとりには堀越神社があり、海神(わたつみ)の娘で、竜宮に住むとされる「豊玉姫命(とよたまひめのみこと)」が祀られている。
嚴島神社(広島)
「安芸の宮島」とも呼ばれる日本三景の1つ。推古天皇御即位の年である593年に御社殿が創建され、その後平清盛公が仁安3年(1168年)に御社殿を寝殿造とし、現在の規模に造営。平安時代以降も各時代の豪族や大名、武将などからも崇拝され続け、現在もなお堂々とした存在感を放っている。また、嚴島神社宝物館では、2024年1月17日(水)までの期間限定で龍にまつわる宝物5点を展示中。
「日本100名城」を訪れてSSR武将の“お年玉”をゲット!
「せっかくゲームと一緒にどこかへ行くなら、ゲームを有利にできるものがほしい」という欲張りな人には、「名城図鑑」機能を使って「日本100名城」に指定された城を訪れることをご提案。今回は「SSR武将をゲットできる城」の中で、まだガチャやイベント等でゲットすることのできない武将がもらえる城をピックアップした。
上田城(長野)
天正11年(1583年)、戦国の名将・真田昌幸によって築かれた平城。第一次、第二次上田合戦では徳川の大軍を撃退し、数ある城郭のなかでも、2度もの実戦経験をもち戦果をあげた城は他に類例がない。現在は公園として整備され、樹齢100年といわれるケヤキ並木や千本桜、新緑、紅葉など四季折々の景観が美しい。築城から400年余り経った、戦国ロマンあふれる園内で歴史探訪を楽しめる。
ゲットできる武将:SSR【上田城】真田幸村
金沢城(石川)
金沢城主となった前田利家が築いた城。前田家14代の居城であり、加賀百万石の名城と呼ばれた。1602年(慶長7年)の落雷による火災で天守は焼失。代わりに三階櫓が建てられるも、度重なる火災で城内のほとんどの施設を失い、幾度となく再建を繰り返した。現在、石川門をはじめ、3つの施設が重要文化財に指定され、周囲は金沢城公園として整備されている。
2001年(平成13年)、菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓が、古写真などの資料を元に1809年(文化6年)再建時の姿に復元された。注目は忠実に復元された菱櫓。建物だけでなく柱も菱形という特徴的なつくりとなっているので是非内部を見学したい。また、金沢城は「石垣の博物館」とも呼ばれ、さまざまな石垣があることでも有名。公園内の石垣巡りを楽しめる。
ゲットできる武将:SSR【金沢城】前田利家
広島城(広島)
広島湾頭の三角州に戦国武将の毛利輝元が築いた広島城。原爆投下で天守は倒壊、櫓や門は焼失したが、1958年(昭和33年)に天守が復元された。天守内では、築城の様子を紹介するビデオを見たり、鎧兜や小袖姿を体験して写真を撮ることができる(自由に利用可)。広島に縁のある刀剣や鎧兜など、迫力ある実物資料も展示されている。
ゲットできる武将:SSR【広島城】福島正則
熊本城(熊本)
築城の名手と呼ばれた戦国大名の加藤清正によって建てられた城。跡を継いだ息子の忠広が改易されたあとは細川氏の居城となった。1877年(明治10年)、西南戦争の際、天守を含む多くの施設が焼失、現在の天守閣は1960(昭和35)年に復元された。
城跡は国の特別史跡、城内13の建造物は国の重要文化財に指定されている。清正が築いた武者返しの異名を持つ高石垣は、緩やかな勾配から上部に向かうに従って垂直に近くなるのが特徴で、扇の勾配とも呼ばれている。
平成28年(2016年)熊本地震により甚大な被害を受けたが、復旧作業が進み令和2年(2020年)6月1日より、特別公開第2弾がスタート。地上約6メートルの高さの「特別見学通路」からは、復旧工事が進む天守閣や、地震被害状況を見ることができる。これまでとは違う視点から、復旧が進む熊本城の今を見ることができる。
ゲットできる武将:SSR【熊本城】加藤清正
「歴史紀行」で正月太りを解消!
ここまで年末年始のおでかけにお薦めの場所を取り上げてきたが、帰省となると親戚や地元の友人などに会ったあとは意外とやることがなくなってしまい、“寝正月モード”に陥ってしまいがち。そんなときにお薦めしたいのが、「信長の野望 出陣」に実装されている「歴史紀行」だ。
これは、日本橋から三条大橋まで、東海道の宿場に沿って街道を歩く疑似体験ができる機能で、ゲームをプレイしながら実際の歩数に応じて各宿場を進み、東海道の完全踏破を目指すというもの。各宿場には到達報酬が用意されているので、「歩いた分ちゃんと報酬が返ってくる」と思えば、普段から歩く意識付けができるはず。年末年始はしっかり歩いて、正月太りに備えてみては?
※新型コロナウイルス感染症対策の実施については個人・事業者の判断が基本となります。