新海誠監督の最新映画「すずめの戸締まり」が、公開わずか3日間で興行収入18.8億円、観客動員数133万人を突破!新海誠監督作品史上No.1のロケットスタートを記録した。同時に「小説 すずめの戸締まり」もAmazon文学・評論部門で売れ筋1位を記録し、続々重版も決定するなど注目を集めている。
今回、映画の大ヒットと原作小説の重版を記念し、ウォーカープラス公式Twitter(
@walkerplus_news
)で原作小説の感想を募集したところ、多くの絶賛コメントが寄せられた。その一部とともに小説の魅力を紹介する。
映画と小説、先に観る(読む)ならどっち?
現在大ヒット公開中の映画「すずめの戸締まり」。その原作小説となる「小説 すずめの戸締まり」が、映画公開の約3カ月前の8月24日に発売され、累計45万部を突破している。
映画と小説、あなたが先に観る(読む)のはどちらだろうか?
ウォーカープラスでは読者1276人に独自アンケートを実施。「映画と小説、先に観る(読む)ならどっち?」と聞いてみた(※集計期間:2022年10月28日〜11月2日 結果のパーセンテージは小数点以下切り捨て)。
その結果、7割弱の人が「映画が先」と回答。SNS上にも、映画を観て小説を購入した人から感想コメントが多く寄せられた(※コメントは原文ママ。一部の誤字のみ修正)。
「劇中のシーンの意味がわかる」映画を観て小説を買った人多数!
ここでは、アンケートで多数派だった映画を観て小説を購入した人のコメントを紹介しよう。
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「映画を観て小説を読んで「そっか、あの時のすずめはこんな気持ちだったのか!」と思って、もう一度観に行きました。
小説を読むとまた違ったことがわかるので、それを理解しながら映画を見るとさらに面白かったです」
「
映画ではわからない、すずめの心情
等が描かれていて映画観た人なら絶対読んだ方がいい!」
「小説で読んだものに動きと声がつくだけで、
また違った見方で楽しむ事が出来ました!
小説では映画では描かれていない、すずめの細やかな心情が書かれている場面もあるので未読の方は是非読んでみてください!」
「映画観てから読むとまた映画観に行きたくなる…映画のこのシーンではこんな感情だったんだと読んで知ることもあるし、読みながら映像が頭で再生されるから何度も観たくなる!鈴芽視点が多いから、
草太のことも『草太さん』って書かれていて良かった」
「劇場版ではわからなかった心の機微、シーンの意味がわかった。劇中、芹澤がタバコを吸った時に環や鈴芽の反応になぜ間があったのか解らなかったが、理解できて納得ができた。そしてクラマックスシーンでは、
小説の文章だけでも涙が溢れ出た」
「映画で観た情景や映像が浮かんできて、読みながらまた映画を観ているような感覚で読めました」
「小説読むとまた映画観たくなって、映画観るとまた小説読みたくなるを繰り返してる」
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映画を観た後に小説を読むことで、「キャラクターたちの内面や関係性を深く知れて、また映画館に行きたくなった」との声が多数寄せられた。
「映像化されたらどうなるか?」小説を読んでから映画を観る良さもある!
一方、先に小説を読んで劇場に足を運んだ人も。ここからは小説が先だった人のコメントをご紹介。
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「映画公開前に予習として。美しい映像を想像しながら読みましたが、実際の映画の映像は予想以上でした。
キャラクターの心情が詳しく描かれているので、映画を観た人にもおすすめです」
「原作本が早期発売されて良かったことは、
原作本を『映像化されたらどうなるか?』を想定しながら読み込む→公開された映画で答え合わせといった楽しみ方が出来た
ことでしょうか。もちろん映画は想像の遙か上を行ってましたが…」
「
小説を読むとまた違ったことがわかる
ので、それを理解しながら映画を見るとさらに面白かったです」
「結末知ってたけど、それでも面白かった!新海さんの素敵な言葉選びでの描写と、スクリーンで見る綺麗な描写とどちらも見ることができて、
『ここはこういうことだったんだ』とか『ここはこう思ってるんだよね』とか考えられてもっと楽しめました!!」
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読むことで、より作品を深く知ることができる「小説 すずめの戸締まり」。現在すずめウォーカーでは、小説執筆時の苦労や、小説の魅力について新海誠監督が語った
独自インタビュー
も公開中だ。ぜひ映画・小説の両方で「すずめの戸締まり」の世界を堪能してほしい。
■『小説 すずめの戸締まり』
著:新海誠
判型:文庫判
ページ数:384
定価:本体748円
■映画『すずめの戸締まり』
原作・脚本・監督:新海誠
声の出演:原菜乃華
キャラクターデザイン:田中将賀
作画監督:土屋堅一
美術監督:丹治匠
(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会
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