【テントサイト】広々としたグラウンドで寝泊まりできる!
キャンプ場の舞台となるのは開放的な校庭。中央にキャンプファイヤーや花火のできるサークルがあり、そのまわりをぐるりと囲むように、12のサイトが設けられている。車で乗り入れてそのままテントを設営OKだ。
校舎から一番離れた「サイト1」は、少し小高い丘の上にあり、校庭の全景を見渡せる穴場スペース。トイレやシャワー室、売店など共有スペースは校舎内にあるので、利便性のよさを求めるなら校舎に近い「サイト8」「サイト9」がおすすめだ。
基本的にテント用品のレンタルはないため、必要なものはすべて持参する必要がある。それだけに、愛用のギアで自由に基地を作り、思い思いに楽しむ醍醐味を味わえるともいえる。
また、GWや夏休み、シルバーウィークなどの連休期間には、イベント会社が主催、コールマン協賛の元、「学校キャンプ」と銘打った企画を開催。手ぶらキャンプセットやBBQセット、屋上での天体観測、薪割り体験などのアクティビティ付きプランもあるので、初心者や子供連れなら、そちらから試してもよいかもしれない。
【楽しみ方】オプションの手ぶらBBQやサウナを満喫!
キャンプのお楽しみといえば、欠かせないのがBBQ。こちらの校庭キャンプ場では、BBQ用品セットのレンタルや、食材セットを予約すれば、手ぶらで楽しむことができる。
BBQコンロセットは、鉄板や網、炭(約2キロ)、着火剤、トングなどが一式セットになっている。レンタルできるテーブルセットは、いわゆるアウトドア用のものではなく、“THE学校の備品”といった趣きの長机&パイプイスなのも、またオツだ。
BBQセットは、牛肉、豚肉、フランクフルト、エビ、大きめにカットされた野菜各種とボリューム満点。調味料や食器類を貸し出してくれるのもうれしい。さらに食材を注文した利用客限定で、スタッフが火起こしまでやってくれるサービスもあるから楽チンだ。炭火で焼くから、遠赤効果でこんがりジューシー。焼きたて熱々を頬張ろう。
熱々のバーベキューのお供には、シュワッとしたドリンクが欲しい!そんな人は、フロントの売店へ。サーバーから注ぎたてのアサヒ生ビール(1杯500円)を味わうことができる。ノンアル派には、地元の蔵元が監修したご当地サイダー「空のサイダー」(1本250円)がおすすめ。売店ではほかにも、缶ビールや缶チューハイ、ジュースなども販売している。
バーベキューでお腹が満たされたら、もう一つのお楽しみ「テントサウナ」をチェック!防火用水として利用されているプールの脇に備え付けられており、空いていれば当日予約もOK。「MORZH(モルジュ)」ブランドのテントサウナは、機能性の高さにも定評がある。焼け石に水をかけてロウリュを楽しみながら身体を芯まで温めたら、ミニプールで冷水を浴びて、スッキリ整う体験を!