【ユーティリティ】地元の農産物販売、水場やトイレも充実
受付では、地元で採れた農産物の販売も行っている。果物をはじめ、お米やサツマイモなど、何が登場するかは日によって変わるとのことなので、要チェック。ただし、その他の食材の販売はないので、あらかじめ用意して持っていくのがおすすめだ。
水場は、体育館横に1カ所、サイト奥に1カ所設置されている。体育館横の水場は藤棚の下にあり、かつては子供たちの足洗い場だったそう。
「ここでは、向かいにある山のおいしい湧水をひいています。毎日、水質検査をしているので、蛇口から出てくる水は安心して飲んでいただけます」と笹田さん。各水場には、手洗い石鹸、食器用洗剤、スポンジが完備されており、使い勝手のよさも抜群。
廃校を利用したキャンプ場ということで、気になるのはトイレだろう。キャンプ場のゲストは、体育館にある男女別トイレを利用する。「キャンピース南足柄」では、キャンプ場を運営するにあたり、それまでの和式から水洗トイレにリノベーション。トイレ付近にはライトも設置されており、夜も安心して利用できる。
「キャンピース南足柄」では、「ゴミの分別を徹底する」「ソーラーライトを使用して省エネに努める」「土壌生物を守るために焚き火台を使用」など、常に自然への感謝を忘れないことも大切にしているそう。利用する側も「自然環境に優しく」を忘れずに楽しみたい。
廃校を利用したキャンプ場の風景は、どこか懐かしく、大人も子供もワクワク感を味わえる場所。ファミリーキャンプはもちろん、同級生同士のグループで利用するなど、いろいろなスタイルで楽しめそうだ。
【早見表】施設の基本情報
取材・文=寳田真由美(オフィス・エム)、水島彩恵
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