【テントサイト】よく整備された中庭でキャンプ。子供に目が届きやすく安心
受付を済ませたら、いよいよ中庭にあるキャンプ場へ。ここは4~10月の期間限定オープンで、予約は基本的に半年前から電話で受付だが、直近でも空いていれば利用できる。思い立ったら、問い合わせてみよう(7~8月は、前年の12月10日必着で往復ハガキで受付)。
テントサイトはよく手入れされた草地の広場を利用。就寝時に地面がゴツゴツすることも少なく、多少の雨が降っても足が泥で汚れにくいのがいい。テントを張る際は、広場中央のスペースを空けて円を組むように設置する。設置場所は、管理人さんと相談しながら決定しよう。
青々と茂る草地が広がるキャンプ場は、解放的な雰囲気。テントサイトからは正面に山を眺めることができ、自然を間近に感じることができる。夜には、星空を仰ぎ見ながら静かな時を過ごすのも贅沢だ。
【楽しみ方1】陶芸や木工、ガラス工芸など、ここでしかできない体験を
キャンプの合間はもちろん、チェックイン前やチェックアウト後にも楽しめるのが、芸術棟にある体験工房でのものづくり。陶芸、木工、ガラス工芸の3つの工房があり、気軽に作れるものからこだわり派向けのものまでメニューが充実している。工房には、専門技術をもつスタッフが常駐しているので、道具の使い方をアドバイスしてもらえるのも安心。
【楽しみ方2】流れの緩やかな川でのんびり沢遊び&森林浴
キャンプ場の奥にある通用門を抜けると、そこには急な階段が。滑り落ちないよう足元に注意を配りつつ降りていくと、そこにはまるで別世界の景観が現れる。
川べり散策やバードウォッチングなどを満喫できることで人気の高い川上川だ。四季折々に移ろう木々に包まれ、清流が流れるさまを見ていると、ついつい時間を忘れてしまいそうだ。浅瀬が多いこともあって、暑い季節は水遊びを楽しむ家族連れが多く訪れるそう。