キャンプ場徹底解剖!「八剣山ワイナリー焚き火キャンプ場」(北海道札幌市)|極寒の冬期もキャンプOK!春夏秋冬、美味しいワインと共にアクティビティを楽しむ

2022年10月11日

【ファミリーエリア】共用施設に近く、一番便利なサイト

まずは21サイトある「ファミリーエリア」を見てみよう。「受付、トイレ、ワイナリーに近いので、なにかと便利なサイトですね。ウッドチップが敷かれていて水はけがいいので、急な雨の場合でもぬかるみが最小限になります」とまどかさん。なだらかな平地のため、キャンプやターフが張りやすいというメリットも。森林に近い「フォレストエリア」(後述)よりも周囲を遮るものがないので開放感がある。

「ファミリーエリア」は、もっともキャンプビギナー向け


【ブッシュクラフトサイト】最高のプライベート感!グループキャンプにも◎

最低限の装備だけで大自然の中で過ごす“ブッシュクラフト”が、今、キャンパーの間で人気だが、そんな究極の野遊びを楽しめる「ブッシュクラフトサイト」が1つ用意されている。

便利なギアに頼らないサバイバルなブッシュクラフトに、はまる人多数!

枯れ木や石などの自然の素材を使った、よりワイルドなキャンプ体験が可能で、車は複数台駐車OK、テントも複数設営できる。奥まった場所にあり、ほかのサイトからの距離も十分。「1サイトだけですので、グループでいらして、ワイワイにぎやかに過ごしたい場合にも適しています」とまどかさん。

ブッシュクラフトでの焚き火は、さらにワイルド感が増す


【サンセットサイト】マジックアワーが織りなす幻想的な夕暮れを楽しもう

「ファミリーエリア」と同様に、共有施設から近いのが「サンセットサイト」で、1サイトのみ。「晴れていれば美しい夕焼けが見られて、ほかのサイトとは違う特別感がありますね」というまどかさんの言葉どおり、特に夕方から夜にかけて、空の色がピンク~紫~群青と変わっていく“マジックアワー”は格別!東屋(あずまや)があるので、悪天候でも食事や焚き火ができるのもおすすめポイントだ。

東屋が目印の「サンセットサイト」


これら以外にも、ツリーハウスに近い「ツリーハウスエリア」(8サイト)や、「フォレストエリア」(13サイト)は周囲を森林に囲まれているので、緑に直に触れたい人向け。

木々から発生するマイナスイオンに癒される「フォレストエリア」

ブドウ畑に近い「ハラッパエリア」(14サイト)と「マウンテンビューエリア」(9サイト)、池に近い「ウエストヒルサイト」(7サイト)、釣りができる「リバーサイドサイト」(1サイト)と、実にさまざま。

平坦な場所なので、キャンプテントが設置しやすい「ハラッパエリア」


【サウナテントエリア】サウナーなら絶対にトライするべし!“ととのう”体験

また、サウナー垂涎の「サウナテントエリア」が誕生!最大5つのサウナテントが設営でき、井戸水を使った“ととのい水”や、パーゴラ(ブドウ棚)風の“ととのいスペース”を完備。このエリアからは八剣山が見渡せ、120分の利用で3000円とリーズナブル。

サウナを希望する場合は、水着は必須

たっぷり汗をかいた後は冷たい井戸水に浸かって、パーゴラの下でそよ風に吹かれよう。思わず「ととのう〜」と声に出してしまいそうな恍惚感に浸れるはずだ。テントサイト内は必要最低限の照明だけしか付いていないので、月が出ていなければ夜には満点の星空を満喫できる。

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