【キッチン&マルシェ】本格料理に舌鼓。さらに地元のおいしい食材をゲット!
キャンプ場の管理棟を兼ねている「キッチン&マルシェ」。隣にはブドウ畑が広がり、収穫期になると芳醇なブドウの香りが漂う。店内のレストランは17時までオープンしているので、ランチや早めのディナーを楽しむのもいいだろう。イチ押しのメニューは、チキンとポークの2種類がある「豊平狭(ほうへいきょう)ダムカレー」(各1200円)。何種類ものスパイスの香りが鼻孔をくすぐり、食欲をそそる。
マルシェでは、さまざまなワイン、野菜、ジャム、生肉、ソーセージ、ベーコンなどを販売しているので、購入して自分のテントサイトでBBQするのもGOOD。すぐそばの果樹園では、農園手作りのフルーツ、野菜、ワイン味など、ここでしか味わえないジェラートの販売も。
【おすすめポイント】一面の銀世界は、北海道ならではの荘厳さ。冬キャンプにもトライ!
雪が降る冬季も休まず営業しており、冬はほかの季節とはまったく違う景色が広がる。「冬キャンプはそれなりに経験を積んだキャンパー向けといえますが、ビギナーの方にも過ごし方のレクチャーをさせていただきます。ただし冬用テントの貸し出しがないので、お持ちいただいた方がいいですね」とまどかさん。
取材当日、会社の同僚やお子さんと一緒に訪れた男性グループがいた。お子さんが薪を割ったり、一緒に夕食を作ったりととても楽しそう。
主催者がベテランキャンパーだったので、装備も万全。東屋の下で食事やコーヒー、焚き火をしながら、暖かいテント内で過ごせる。メンバーの男性の一人は「主催者に連れられてきましたが、初めての冬キャンプもめちゃくちゃ楽しいです」と、ビギナーながらキャンプに夢中。
ちなみにこちらのキャンプ場はシャワー等の設備がないので、お風呂に入りたい場合は、車で5分の小金湯温泉を利用しよう。明治時代から続く名湯で、単純琉黄泉源泉100%で体が芯から温まる。10〜23時までで、入浴料が平日大人900円とリーズナブルながら露天風呂も備えている。
八剣山登山口がすぐ近くなので登山をしたり、近くを流れる川で渓流釣りができたり、日帰りキャンプや1泊2日では足りないほどのエンタメが詰まった「八剣山キャンプ場」。リピーターになって、ぜひ全サイトを制覇してみては?
【早見表】施設の基本情報
取材・文=東野りか
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
※新型コロナウイルスの影響で随時情報が変わる場合があります。ご利用の際はできるだけ電話などの事前予約や確認をおすすめします。