キャンプ場徹底解剖!「八剣山ワイナリー焚き火キャンプ場」(北海道札幌市)|極寒の冬期もキャンプOK!春夏秋冬、美味しいワインと共にアクティビティを楽しむ

2022年10月11日

【キッチン&マルシェ】本格料理に舌鼓。さらに地元のおいしい食材をゲット!

場内の畑では、ブドウがたわわに実る様子を見ることができる

キャンプ場の管理棟を兼ねている「キッチン&マルシェ」。隣にはブドウ畑が広がり、収穫期になると芳醇なブドウの香りが漂う。店内のレストランは17時までオープンしているので、ランチや早めのディナーを楽しむのもいいだろう。イチ押しのメニューは、チキンとポークの2種類がある「豊平狭(ほうへいきょう)ダムカレー」(各1200円)。何種類ものスパイスの香りが鼻孔をくすぐり、食欲をそそる。

赤ワイン色の外壁が特徴的な「キッチン&マルシェ」

レストランの内観は、ウッディでスタイリッシュなテイスト

お土産用のカレーキット(4400円)も販売されている


マルシェでは、さまざまなワイン、野菜、ジャム、生肉、ソーセージ、ベーコンなどを販売しているので、購入して自分のテントサイトでBBQするのもGOOD。すぐそばの果樹園では、農園手作りのフルーツ、野菜、ワイン味など、ここでしか味わえないジェラートの販売も。

北海道原産のブドウで作った貴重な地ワインも購入可

大人気定番ジェラート「赤ワインの塩ミルク」(480円)


【おすすめポイント】一面の銀世界は、北海道ならではの荘厳さ。冬キャンプにもトライ!

寒さが厳しくても、楽しみが盛りだくさんの雪中キャンプ

雪が降る冬季も休まず営業しており、冬はほかの季節とはまったく違う景色が広がる。「冬キャンプはそれなりに経験を積んだキャンパー向けといえますが、ビギナーの方にも過ごし方のレクチャーをさせていただきます。ただし冬用テントの貸し出しがないので、お持ちいただいた方がいいですね」とまどかさん。

取材当日、会社の同僚やお子さんと一緒に訪れた男性グループがいた。お子さんが薪を割ったり、一緒に夕食を作ったりととても楽しそう。

慣れた手つきで薪を割るキッズも

主催者がベテランキャンパーだったので、装備も万全。東屋の下で食事やコーヒー、焚き火をしながら、暖かいテント内で過ごせる。メンバーの男性の一人は「主催者に連れられてきましたが、初めての冬キャンプもめちゃくちゃ楽しいです」と、ビギナーながらキャンプに夢中。

サンセットエリアを予約して、東屋をダイニング代わりに

そり遊びをエンジョイする子供たちの姿も見られる

ちなみにこちらのキャンプ場はシャワー等の設備がないので、お風呂に入りたい場合は、車で5分の小金湯温泉を利用しよう。明治時代から続く名湯で、単純琉黄泉源泉100%で体が芯から温まる。10〜23時までで、入浴料が平日大人900円とリーズナブルながら露天風呂も備えている。

八剣山登山口がすぐ近くなので登山をしたり、近くを流れる川で渓流釣りができたり、日帰りキャンプや1泊2日では足りないほどのエンタメが詰まった「八剣山キャンプ場」。リピーターになって、ぜひ全サイトを制覇してみては?

八剣山の登頂へは1時間10分ほど

【早見表】施設の基本情報

取材・文=東野りか

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