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観光地としても人気の葉山に、2020年に登場したのが「HAYAMA RV Site&Tent Site」。その名のとおり、車中泊はもちろん、テント泊やバーベキューなども楽しめるスポットとして注目を集めている。人気の街に誕生したキャンプ場の魅力を紹介する。
【アクセス】逗葉新道終点から約5分!車でも電車でもアクセス良好
横浜横須賀道路・逗子ICより逗葉新道に進み、終点からわずか5分。左手にツリーハウスが見えたら、「HAYAMA RV Site&Tent Site」に到着だ。建築会社「STAR HOME(スターホーム)」の敷地内にあり、正直、キャンプ場があるとは思えない立地のため、ともすると見逃してしまうことも。逗葉新道を降りたら、周囲に注意して進もう。電車で向かう場合は、JR逗子駅または京急逗子葉山駅から京急バスに乗り、約15分。バス停水源地入口で降りればすぐ目の前。アクセスのよさは文句なしだろう。
車で約2分の場所には「ファミリーマート葉山町店」、「相鉄ローゼン 葉山店」、約5分の場所に「京急ストア 葉山店」があるほか、周辺にはドラッグストア、ベーカリーなども点在していて急な買物も安心だ。都心からの近さはもちろん、三浦半島や横須賀、鎌倉、江の島などにもアクセスしやすいので、滞在しながら周辺観光を楽しむこともできる。
【コンセプト】自然の中で思い思いに楽しむ、贅沢なひと時を
運営するのは葉山に拠点を置く建築会社「STAR HOME」。『自然とともに愉しく暮らす』をテーマにした家づくりに定評がある。ところで、なぜ建築会社がキャンプ場を手掛けることになったのか聞いてみると、「最初は、会社のコンセプトでもある“自然とともに愉しく暮らす場所”として、自然観察のできるスポットを作ろうと考えました。どんな形にするか試行錯誤するうち、2020年、旅の途中に安心できる場所をとRVサイトをオープン。周囲の木々を伐採し、土地を開拓していくうち、テントが張れる平らな地面が出てきたのでテントサイトを設けました」と話してくれたのは、キャンプ場の運営を担当する北澤和典さん。
利用者は、鎌倉や逗子、横浜、東京など近隣に住む人が多いそう。「遠方のキャンプに行く時間はないけれど、ここなら気軽に来られるという方や、『初心者なので、とりあえずテントを張ってみたい』、『車中泊しながら鎌倉や三浦半島観光をしたい』など、さまざまな方がいらっしゃいます。アクセスが良いだけに、仕事を終えた夕方にチェックインをして、翌朝はここから仕事に行くというツワモノも。みなさん、自由なスタイルで楽しまれていますね」と北澤さん。