キャンプ場徹底解剖!「星の森オートキャンプ場」(長野県売木村)|2022年4月リニューアル!スタイルに合わせたサイト&コテージで自然を満喫

2023年10月13日

南信州広域公園の中にある「星の森オートキャンプ場」(長野県売木村)は、その名前のとおり、満天の星が見られるキャンプ場として人気を博してきた。2022年4月より運営団体が変わり、リニューアルオープン。進化を遂げてさらに利用しやすくなったキャンプ場の施設を、以前からの変更点も含めて紹介しよう。

サイトのほとんどは空が開けているので、夜には満天の星が眺められる(C)Kazuhiro Yoshihashi

【ロケーション】標高1200メートルに位置する広大な公園内

「星の森オートキャンプ場」があるのは、長野県下伊那郡売木(うるぎ)村。キャンプ場は、東京ドームおよそ11個分という広さの「南信州広域公園」内に位置している。車を5分ほど走らせると「茶臼山高原」があり、観光と合わせて宿泊する人も多いという。標高は約1200メートルで、夏でも比較的過ごしやすいのが特徴。逆に冬はクローズとなるため、営業期間は毎年4月1日~11月30日となっている(雪解けの状況により変更の場合あり)。

キャンプ場入口の看板photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

キャンプ場へは、猿投グリーンロード・力石ICから北東へ、または中央自動車道・飯田山本IC、園原ICから南へ、三遠南信自動車道・鳳来峡ICから北へ、いずれも1時間ほど車を走らせると到着する。

キャンプ場入口には利用者しか出入りできないゲートがあり、セキュリティにも配慮がされているphoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

【キャンプサイト】整備されていてバラエティ豊か

キャンプサイトは「フリーサイト」「区画サイトA」「区画サイトB」「区画サイトE」「RVサイト」の5種類。リニューアル後は、予約したサイトエリアであれば、到着時に空いている区画を自由に選べるようになった。同じエリアでも、多少大きさやロケーションが異なるので、希望の区画があれば早めのチェックインがおすすめだ。どのキャンプサイトも1区画につきテント1張、タープ1張まで。例えばテントを2張したいなら、2区画分の予約が必要だ。

広い敷地内は舗装された車道が続いており、ほとんど車で移動できるphoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

フリーサイト

楕円形に芝生が広がり、開放感抜群の「フリーサイト」は、グループや家族でのキャンプにうってつけ。以前は「広場サイト」として杭で区画が分けられていたが、現在は撤去され、サイト内の好きな場所に設営できるようになった。

「フリーサイト」。水場や駐車場近くが人気だが、芝生広場のど真ん中に設営してもちろんOKphoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

1予約分の定員は大人2人(中学生以下を除く)、料金は1泊3100円。デイキャンプ(10時~16時)での利用も可能で、その場合の料金は1500円だ。フリーサイト内には車の乗り入れができないが、専用駐車場がサイトの外周に隣接。また、荷物の運搬用に手押し車を無料で借りられる。

手押し車は水場前の東屋に用意されているphoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

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