【アイドルWalker・東京編】ダンス&ボーカルグループIVVY・HIROTO「高校サッカーで燃え尽きることができた」

2022年9月2日

可能性があるなんて人生って面白いなと思った

華麗なドリブルを見せてくれました 撮影=booro/ヘアメイク=望月光/スタイリスト=ホカリキュウ/撮影協力=ミズノスポーツプラザ千住

――一時はプロも目指していたんでしょうか?

ずっとプロに行くつもりでやっていて、高校では全国大会にも出させてもらったので大学からも声がかかったり、いろんな選択肢がありました。でも、スポーツっていうのは実力社会で、実力が絶対の世界だと思うので、強運や持っているものだけじゃ厳しいかなと思っていて。

それこそ中学時代は、都大会に出るのもすごいっていう感覚でやっていたので、地元の人たちからしたら強豪校に入ってスタメンで出場するなんて夢の話でしたし、さらに全国大会出場という夢までつかみ取って、高校時代には既にあり得ないことがいろいろと起きてたんです(笑)。

リフティングも軽々と! 撮影=booro/ヘアメイク=望月光/スタイリスト=ホカリキュウ/撮影協力=ミズノスポーツプラザ千住


しかも、僕はいろんな高校のサッカー推薦に落ちて、最終的に拾ってくれた1校で推薦に落ちた高校を撃破していって全国大会に行ったんですよ。そんな可能性があるなんて人生って面白いな、夢っていいなと思うようにもなりました。どんな夢も努力次第だとは思うんですけど、サッカーは全国に出たからこそ感じた壁がありましたし、それなら違うことでもう1回夢を目指していてもいいんじゃないかなと思って、今のアーティストの道を選びました。

フットサル場にて 撮影=booro/ヘアメイク=望月光/スタイリスト=ホカリキュウ/撮影協力=ミズノスポーツプラザ千住

――周囲の人は、サッカーの道を選ばなかったことに驚かれたんじゃないですか?

それが、応援してくれていた親としても、僕が高校サッカーで国立(※高校サッカーの聖地)で行進することが夢だったみたいなんですよ。小学生の時から、「頼むから国立に行ってくれ」って言われてて(笑)。だから全国大会に出場して、親が泣きながら感謝を伝えてくれた時に、僕の中でも燃え尽きた部分がありました。そこで、次の目標を目指すために背中を押してもらえましたね。

フットサル場にて 撮影=booro/ヘアメイク=望月光/スタイリスト=ホカリキュウ/撮影協力=ミズノスポーツプラザ千住


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