次に多かったのは「株式(国内)」(32.2%)で、「株式(海外)」(13.3%)に比べても人気を集めた。3位は専門の資金運用会社が投資家の代わりに株式や債権に投資する「投資信託」(19.7%)、4位は毎月一定金額の掛金を積み立て、自分で金融商品を選んで掛金を運用する「iDeCo」(18.7%)。株式を除けば、上位はいずれも少額・初心者でも比較的はじめやすいといった特徴を持った商品・制度が選ばれている。一方、「仮想通貨」(5.0%)、「FX」(5.6%)、「先物商品」(0.7%)といったリスクも大きいと言われる金融商品についてはいずれも興味を持っている人は少数だった。
30~40代の資産運用、はじめている人は4割弱
それでは、現在の資産運用についてはどうだろうか。「実際にしている資産運用はなんですか?」(複数回答可)と訊いたところ、「していない」と回答したのは62.6%。すでに資産運用を行っている人は全体の4割弱に留まり、興味はあってもまだスタートには至っていない層が一定数存在するようだ。