家では鶏肉を食べないかつみさんと、インコのバーディー
ちなみにこのお料理、かつみさんは食べません。かつみさんは鶏肉をお仕事では食べますが、家では食べないんです。なぜかというと、かつみさんはさゆりと暮らす前にインコを飼っていたんです。ゴルフ場に行った時に肩に乗ってきて、ゴルフをしている間ずっと乗っていたので、気にせずプレイしていたら、なんとバーディーが取れたそうなんです。そのまま家まで着いて来たので、バーディーちゃんと名付けて飼うことにして、『お前の名前はバーディーな』と言ったら『チャッピー』と答えたそうで…(笑)。
どうも元の名前がチャッピーだったみたいで、結局、亡くなるまでバーディーと呼ぶとチャッピーと答えたらしいんですけど、とてもなついていて、部屋ではよくかつみさんの後ろをついて来ていたそうなんです。それである日、バーディーがついて来ていることに気付かずにドアをバンと閉めたら、ドアに挟まって死んでしまったらしくて…。それが今でも悲し過ぎて、家では鶏肉を食べないんですけど、食べられないわけではないのでロケの時は食べるんです。でも、隣でボソッと「バーディーの匂いがする」って真剣な顔で言うので、悪いなと思いつつも笑ってしまいそうになります。
体にいい鶏肉を食べさせたいさゆりさんと、食べないかつみさん
でも、私は鶏肉が大好きだし、体にもいいのでかつみさんにも食べさせたい。だからかつみさんには、第9回の
「手羽先のコラーゲンスープ」
のようなお肉の原形を留めないお料理や、ささみをほぐして出すようにしています。かつみさんは安定の味音痴なので、ほぐした鶏肉を私が「豚だよ」と言うと、あの人にとっては豚になるんで(笑)。
ですので、鶏肉だとわかる「酢も鶏モモも桃のうち」は私1人で楽しんでいますが、そのうちエビで作ってあげたいなと思っています。でも、エビって皮を剥くのが面倒なんですよね…。だから、まあ、エビはそのうち…。
♡さゆりの節約レシピ/「酢も鶏モモも桃のうち」
私がお料理するときは、ぜ〜んぶ目分量!なので、お好みの味で仕上げてください!
1.鶏肉に下味をつける
ビニール袋に鶏肉・ニンニク・塩コショウを入れて、モミモミ!
2.ソースをつくる
桃を切ります。桃缶のシロップはバルサミコ酢とお醤油を混ぜてソースに。私はシロップとバルサミコ酢がほぼ同量、お醤油はそれよりも少し控えめにしています。甘口にしたいときはシロップを多めなど、皆様のお好みであわせてみてください♡
3.鶏肉を炒める
たっぷりのバターで鶏肉を炒めます。焦げ目がついたら2のソースを入れて、少し煮詰めます。
4.桃をあわせる
煮詰めたらボールに移して、切っておいた桃を入れて混ぜます。パセリを少しパラパラしたら、完成で~す!
取材・文=及川静