東京スカイツリータウンで開催決定!「日本酒&フードフェス2024」で楽しめる選りすぐりの日本酒を一挙紹介【後編】

2024年2月7日

「山岡酒造」(広島県)

「山岡酒造」(広島県)

明治時代の1980年代より創業し、広島県三次(みよし)市の標高350メートルの高原地帯に立地。地の利を活かし、「亀の尾」をはじめ、「山田錦」「雄町」「新千本」の酒米を地元農家とともに栽培しながら醸造する、伴農繁醸(はんのうはんじょう)の蔵を実現した。

中軟水の仕込み水を使い、精米は全量自社で原形精米に仕上げ、米の味わいを100%お酒に活かす。昨年より、比婆道後帝釈(ひばどうごたいしゃく)国定公園内の名勝・帝釈峡にある、古いトンネルを貯蔵庫として利用。平均室温13度と長期貯蔵に最適な環境で熟成酒を生産する。

長期熟成酒特有のまろやかでありながら力強い旨味は、肉料理や燻製、チーズなど濃い味の食事と好相性。「地酒は文化」をモットーに、現代の食との融和を究めていく。

「瑞冠 純米大吟醸 きもと 35」

「瑞冠 純米大吟醸 きもと 35」

原料米は契約栽培米「広島雄町」を100%使用、蔵内の天然の微生物で醸す「瑞冠(ずいかん)」の生酛仕込み純米大吟醸酒。雄町米と生酛造りが生んだ豊かな味わいの酒を、じっくり5年貯蔵して熟成させて仕上げている。

「瑞冠 こわっぱ 純米吟醸」

「瑞冠 こわっぱ 純米吟醸」

自社田と契約農家で栽培する、広島県産「亀の尾」米を100%使用。日本酒度「+9」の小気味よい辛口酒を、蔵内で4年かけて熟成させた。柔らかく、きめ細やかな旨味が食事とのマリアージュを奏でる。

「瑞冠 純米ぺてぃあんスパークリング生」

「瑞冠 純米ぺてぃあんスパークリング生」

紅麹発酵による柔らかなピンク色が印象的。軽快な低アルコールの飲み口や、さわやかな酸味を堪能できる甘口発泡にごり生酒になる。原酒由来のしっかりとした味わいも秀逸で、肉料理などの洋食と相性がいい。

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