過ごし方は自由!思い思いに楽しめるのがソロキャンの魅力
設営が一段落したところで、会場を探索してみることに。会場中央には、今回のイベントでレンタルできるものを中心に、ソロ向けのおすすめアイテムが展示されていた。
2022年2月に発売された、話題の「ソロキャンプスタートパッケージ」を発見。キャリーバッグにテントや寝袋など、ソロキャンプに必要なアイテムが10製品も入っており、キャリー一つでキャンプができると早くも人気を集めているそうだ。
今回は、参加者全員ソロということで、みなさんがどんなふうに過ごしているのか、その様子を拝見。
テントサイトで読書をしながらくつろいでいたKさんは、この日、人生初のキャンプに挑戦。この春からアウトドア関連の業務に携わることになり、これまで無縁だったキャンプをやってみようと思い立ったそう。
「テントやタープの設営はたいへんだけど楽しかったです。設営ができると、達成感がありますね。レンタルできる道具もたくさん用意されていて驚きました。今日の目的は、自然の中で読書をすることです」とKさん。
愛犬と一緒に参加する女性を発見。コチラの方もキャンプ初体験だそう。「以前から、愛犬と一緒にキャンプをしてみたいと思っていましたが、なかなかきっかけがありませんでした。偶然、こういったイベントを知り、思い切って参加してみました。設営してみて、テントだけなら自分1人でも何とかなりそうだなと自信が付きました」
焚き火、キャンプご飯…。どれも欠かせない至福の時
会場探索をしているうちに、いつの間にか日が傾いてきたので、テントに戻って夜ご飯の準備を進めることに。急いで焚き火の支度を開始。無事に着火し、焚き火のパチパチと爆ぜる音を聞いていると、自然と心が穏やかに。
今日の夕飯は、シーフードたっぷりのアヒージョ。準備してきた材料すべてをレンタルしたクッカーに入れ、バーナーにかけて煮込むだけと簡単。ビギナーでも失敗しにくく、ソロキャンプにもおすすめだ。
参加者の方の夕飯をのぞかせてもらうと、豪華にステーキを焼く人を発見!おすそ分けしていただいたステーキを食べてみると、炭火の遠赤外線効果で驚くほど柔らかくジューシー。
「有野実苑オートキャンプ場」の売店で販売されていた掘りたてのタケノコを、大胆に焚き火で調理しているツワモノも。
それぞれ夕飯を食べ終えたころ、スタッフの声がけで焚き火エリアに参加者たちが集合し、みんなで火を囲むひと時も。束の間の交流を楽しむうちに、この日は就寝時間に。