【区画サイト】ソロキャンプデビューにも!レンタルも充実
キャンプ場の南側にある区画サイトは、人工芝と土の部分からできており、向かいの牧草地を望める視界が開けたエリア。7×10メートルの縦長な区画が横に4つ並び、それぞれAC100Vの電源や荷物置き台を設置。人工芝にペグを打つことも可能で(プラペグ、VペグはNG)、芝のおかげでテントが汚れる心配もあまりない。焚き火や薪ストーブなど火を扱う時は土の上で利用しよう(焚き火シートは必須)。
区画サイトでは、テントセットやギアセット(キャンプ用品)のレンタルも可能。取材の日に新調したばかりという「楽々セットM」は、ワンタッチタープと吊り下げ式のテントがセットになっており、初心者でも簡単に設営できるタイプ。定員2~4名までで1式4400円。ちなみに1泊でも連泊でも費用は変わらないそう。
ランタン、寝具、テーブル、チェア、食器、調理器具など基本装備がセットとなったギアセットは、人数に合わせて用意可能(ソロセット4400円~)。不足分は個別にレンタルでき、手ぶらでキャンプできるのが魅力だ。
ほかにもさまざまなタイプのテントやBBQコンロなども用意されているので、ホームページで事前に確認し、オーナーに相談しながらレンタルしよう。初心者がいきなりキャンプ道具をそろえるよりも、いろいろ試してみながら使用感をつかめるのもレンタルのいいところだ。
【グランピングサイト】贅沢に過ごせる3つのスタイルからチョイス
グランピングサイトにはテーマの異なる3つのテントが用意されている。すでにテントは設置済みで、食事はガゼボ(洋風東屋)かタープ下でとることができる。
グランピングというとホテルのような豪華な食事が付いたり、準備も調理も“すべておまかせ”といった施設も多いが、「HOSOMINE BASE」ではあえて利用客に任せている部分も。「みんなと何を食べるかを決めて、食材を準備して、子供たちも一緒に調理して…というのがキャンプの醍醐味ですよね。ハプニングなんかがあるとそれもまた思い出になって(笑)。もちろん困ったことがあればお手伝いはしますが、アウトドアを思う存分楽しんでもらいたいです」と健治さん。
まず1つ目に紹介するのは「かわいいスタイル」。“かわいく華やかな非日常”をコンセプトとし、カラフルなガーランドやクッションなどがアクセントになった空間。定員は4名までで、家族、同職場、ワクチン接種済みの方の利用に限り、最大6名まで追加可能。4名分の布団が用意され、追加分からはシュラフ泊となる。
テントの窓を開ければ外の景色が一気に広がり、心地よい風が吹き抜けていく。オーナーこだわりのインテリアも雰囲気にマッチしていて、女子会やファミリーにおすすめのスタイルだ。
「かわいいスタイル」の食事は、テントの向かい側にあるガゼボにて(テント内の飲食は不可)。ウィンターデイキャンプでも使用されるガゼボは、リビングにソファとテーブルが用意され、隣に火を起こして食事や焚き火を楽しめるスペースを設置。雨もしのげる快適な造りとなっている。
2つ目のスタイルは「ラグジュアリースタイル」。“ちょっと大人でラグジュアリー”をコンセプトに、上質感の漂うインテリアでまとめられている。
定員は4名までで、最大5名まで利用OK。食事はテントの向かい側にあるガゼボを利用(テント内の飲食は不可)。「かわいいスタイル」と同じ設備が用意され、こちらはブラックが効いたシックな雰囲気の中で大人なひとときを過ごせる。
そして3つ目は「クールスタイル」。テントもアイテムも人気のアウトドアブランド「CHUMS(チャムス)」で統一されていて、“CHUMSコーデでクールかわいい”がコンセプト。
定員は4名までで最大6名まで追加可能、すべてシュラフ泊となっている。食事はテント前に設営されたタープ下にテーブル&チェアが用意されており、食器にいたるまでCHUMSブランドなので、CHUMSファンにはたまらない空間だろう(テント内の飲食は不可)。タープからの景色も抜群で、夜が更けるまで話が尽きなさそうだ。
またグランピングサイト宿泊者は無料でハンモックも利用できる(区画サイト利用者は1台550円)。各テントには除湿器、サーキュレーター、空気清浄機も完備しており、室内でも快適に過ごせそうだ。