「津南醸造」(新潟県)
日本で最も雪深い地域のひとつ、新潟県津南(つなん)町。その山奥の秘境にひっそりとたたずむ「津南醸造」は、地元の農家が酒米を守るために平成8年(1996年)に創設した。
地元の米・雪解け水・蔵人が織り成す“雪醸し酒”は、津南の豊かな大地を感じることができる日本酒。地域の自然や暮らしと共生し、未来につなげる酒造りを大切にしている。
「つなん 藍」
品質の高さから新潟中の酒蔵から注目を集めている酒米、津南産「五百万石」を使用。冬には4メートル超の雪に覆われる山々から届く超軟水の雪解け水と合わせ、人里離れた酒蔵でゆっくりと発酵させる吟醸酒だ。落ち着いた香りとふくらみのある味わいで、香味の調和を追求した逸品、「つなん 藍(あい)」を堪能したい。
「郷(GO) VINO」
同じ原料でも製造工程の違いで風味が変わり、白ワインのように感じる酸味とフルーティーな味わいが特徴。酸味はしつこくなく、雪解け水のようにスーッと喉に抜けていく。白身魚の料理や肉料理に合わせやすい純米酒だ。
「GO GRAND CLASS 魚沼コシヒカリEdition」
「津南醸造」が位置する新潟県魚沼エリアは、コシヒカリの一大産地。これまで飯米用コシヒカリからはおいしい酒を造るのは難しいとされてきたが、挑戦を重ね、極上の魚沼産コシヒカリ純米大吟醸酒が完成した。コシヒカリの甘さを感じ、雪解け水のようなサラリとした旨味に包まれる。