2022年2月分のキャンプギアBEST10は?人気キャンプYouTuberがアップ動画から選んだ注目の10点!

2022年3月25日

【第3位】ワークマンの技術力を生かした新キャンプギア

ワークマン フュージョンダウンシュラフ

ワークマンが2022年2月に発売開始したキャンプギア群の一つで、同社独自開発のフュージョンダウンを採用したマミー型シュラフ(7800円)。防寒ウェアでも人気を確立している、天然ダウン45%+フェザー5%+吸湿発熱わた50%のフュージョンダウンを600グラム使用し、総重量を約1キロに抑えた軽量タイプだ。丸ごと洗濯することができるほか、耐久撥水加工が成されているので、水をはじきやすく、汚れも落ちやすい。主に春・夏・秋の3シーズンで使用できる。

このほか、収納袋にはパススルーベルトを搭載。コンプレッションバンドとして使用できる。「締めると幅25センチ×直径18センチほどと、バレーボール大くらいに。これなら大きめなザックに入れられるほか、バイクや自転車のツーリングでも使いやすそう」(FUKUさん)

本体サイズはタテ約220センチ×ヨコ約70センチ(足元の幅約35センチ)。収納時のサイズは直径約18センチ×高さ約36センチ

同商品は、FUKUさんらワークマン公式アンバサダーたちの意見をもとに改良を重ね、誕生したキャンプギアの一つ。企画に関する意見交換会では、“フュージョンダウンの素材でシュラフを作ったらいい商品になりそう”という視聴者からの声も伝え、改良の参考にしてもらったそうだ。

収納した状態の「ワークマン フュージョンダウンシュラフ」。カラーはグリーンのほかにブラックがある

ダウンの性能による保温性以外にも、「体の形に合わせた形状のマミー型なので密着性が高く、体温を逃がしにくい。保温性の検証をしてみましたが、問題なく寝られました」とFUKUさんも保温性についてコメントしているが、同商品は国際規格も表示している。寝袋・シュラフの保温力表示規格、ISO23537-1(国際標準化機構)のテストに基づく快適使用温度は4度、使用可能温度はマイナス1度で、信頼度も高い。

“快適使用温度”とは、一般的に代謝が低く寒さに対する耐性が低い人が、リラックスした体勢で寒さを感じることがなく、睡眠できる温度。“使用可能温度”とは、一般的に代謝が高く寒さに対する耐性が高い人が、シュラフの中で丸まった状態で寒さを感じることがなく、睡眠できる温度のこと。

「このようにかなり格安な商品で保温力を認めた国際規格を表示できるシュラフを、私はほかに見たことがないので、表示できることは本当にすごいことだと思います」(FUKUさん)

ワークマン初の本格ダウンシュラフ。動画では保温性の検証も行った

高価でも高機能のものなど、もっといいシュラフはたくさんあるが、キャンプ初心者の人やこれからギアをそろえる人などには、今後この商品を進めたいとFUKUさん。「ワークマンの持ちうる技術力を駆使し、保温力、軽量コンパクト性に全振りして作られたシュラフで、“ワークマンが限られた予算を使って全力で作るとこうなりました”という感じ。プラス、撥水加工をしているのもワークマンらしいですよね」(FUKUさん)

【第2位】ポットにケトルをスタッキングできる

Fire-Maple ステンレスケトル+ポットセット

「Fire-Maple ステンレスケトル+ポットセット」

焚き火でも使えるステンレス製のケトルとポットのセット。フルステンレス(SUS304)製なので、サビを気にせず使用可能だ。焚き火を楽しむキャンパーのために開発された商品なので、「直火にかけて長時間楽しんでもOK!ケトルと鍋がスタッキングできる点も特長です」(FUKUさん)

ケトルのハンドルは吊り下げて使用することもできる形状。注ぎ口は湯が本体にたれないよう、先がとがり気味に成形されている。湯を細く注げるため、コーヒーのドリップもしやすい。

ケトルのサイズは、直径約15.2センチ×高さ106センチ、重量295グラム、容量約1リットル。ポットのサイズは、直径約16.5センチ×11.8センチ、重量402グラム、容量約1リットル。

ポットの蓋をして持ち手を畳み、ワイヤーを引っ掛けてロックした状態。「ポットのロック機能のデザインもかっこいい!」(FUKUさん)

「とにかくデザインがカッコいい!丈夫で熱にも強く、ケトルの注ぎやすさやポットのハンドルの持ちやすさなど、工夫も随所に成されている。本当にいい焚き火調理器具です」(FUKUさん)

焚き火で使うたびに使用感が増し、鈍色になったケトルもいい感じ

【第1位】パチンと裏返して付ける操作性も楽しい!

CGK クルっとシェード

折り畳んだ状態の「CGK クルっとシェード」

キャンプブランドのCGKから発売中の小型ランタン用シェード「CGK くるっとシェードミニ」のサイズ違いとして新登場したギア。商品名の通り、くるっと裏返すだけ!薄くてコンパクトに折り畳め、使う時はワンタッチで広げられる簡単な機構が好評だ。「“クルッと機構”というギミック的要素を持つ点は、他メーカーのランタンシェードにはない最大の特長です」(FUKUさん)

使う時はパチンと音がするまで広げて、ランタンにかぶせる

同商品は、耐食性や耐熱性に優れたステンレスSUS304製で、本体重量は51グラムほど。シェードの直径は約21センチ。非常に薄くてかさばらないので、FUKUさんの動画にも、“畳めばランタンのケースに入れて持ち運べるので便利”といったコメント投稿も多く、使い勝手のよさが人気の理由だ。

装着可能なランタンは、FEUERHAND(フュアハンド)製「ベイビースペシャル276」、DIETZ(デイツ)製「ハリケーンランタン-デイツ78」、CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)製「CS オイルランタン<中>」の3種類。いずれも各メーカーの定番人気商品だ。

シェードの効果で光が下方に集まり、ランタン周りの天板(テーブル)が一気に明るくなる

「オイルランタンに取り付けるシェードは、他メーカーからも販売されていますが、やっぱりコンパクトになる“クルっとシェード”シリーズが一番好きですね。個人的にはオイルランタンシェードの最適解だと思っています」(FUKUさん)

キャンプギアの価値を金額やコスパという単純なものではなく、ギア自体からロマンや魅力を感じるか否かという部分に見出し、自分なりの価値観を大切にしているFUKUさん。気になるキャンプギアがある人は、FUKUさんのレビュー動画を参考にしてみると、より愛情のわくギアに出合えるかも!


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